質問カウンター

ご質問のメールを、お寄せください。

こちらから、メールで回答し、そのうち一般的なQ&Aを、ここに載せます。
なお、H.S.A.Japan では、ご質問に対してわかる範囲ですぐにお答えしておりますが、カトマンズのH.S.A.に問い合わせなければならない内容についての回答は、通常H.S.A.のサービスをご希望される方に限らせていただきます。

Q1 日本語の解る経験豊富なガイドがほしいのですが、(1997.1.Aさん)

A1 日本語の解るトレッキング・ガイドがいます。また、事務所に詰めている、H.S.A.社長のP.G.Sherpaは、簡単な日常会話ができます。

Q2 私は、むしろ村や人との交流(社会学的関心)に興味があります。情報あればお知らせください。(1997.1. Aさん)

A2 ありきたりのトレッキングに物足りない方、家族向きに短期トレックとサファリ等を組み合わせたい方、(各種族の村の)ホームステイ中心の方、なんでもアレンジ可能です。費用は、他のトレッキングのものと、大差はありません。
NGO関連,学術関係の方、トリブバン大学等、人脈多岐。ご紹介します。
新設の、「
カルチャートレック・シェルパの里」もご覧下さい。

Q3 5000m級のピークに登りたいのですが、どういう山がありますか?(1997.3. Oさん)

A3 5000m以上のピークは、2つに分類されます。

Trekking Peaks と呼ばれるもの

普通のトレッキング・コース上にあるピーク

1. Trekking Peaksは、合計18山あり、

Mera Peak(6473m)、Island Peak(6160m)等の比較的容易な山から、最も難しいKusum Kanguru(6367m)まで、難易度はさまざまです。
全体に雪山登山という他に、途中小屋がなく、アプローチも長く、全行程3週間は必要です。準備周到にされ、HSAのガイドを伴われれば、決して難しいものではありません。(登録ガイドを伴う義務があります) また、トレッキング許可証の他に、クライミング許可証(2-4万円)がいります。
(参考) Trekking Peaksと登山所要日数。(標高は資料によってまちまちです。)
Island Peak(Imja Tse, 6160m)21日間
Palder Peak(5896m) 19日間
Tent Peak(Tharpu Chuli, 5663m) 16日間
Hiunchuli(6441m) 18日間
Fluted Peak(Singu Chuli, 6501m) 21日間
Ramdung(5925m) 21日間
Parchamuche(Parchamo, 6187m) 21日間
Mera Peak(6473m)21日間
Mehra(Khongma Tse, 5849m) 21日間
Kusum Kanguru(6367m)30日間
Kangja Chuli(Ganja La Chuli, 5844m) 21日間
Pokarde(5806m) 18日間
Mardi Himal(5587m) 23日間
Lobuje(6119m) 21日間
Kwangde(6011m) 21日間
Pisang(6091m) 21日間
Chulu West(6419m) 21日間
Chulu East(6584m) 21日間
詳しくは、
Trekking Peaksをご覧下さい。

2.エベレスト方面のカラパタール(5545m)、ゴーキョ・ピーク(5483m)等のピークがあります。

いずれも正月は積雪のため、雪山経験を要します。
詳しくは、
いただきをご覧下さい。

いずれも、ご希望あれば見積りします。人数をお知らせの上、お問い合わせ下さい。

Q4 トレッキングのシーズンについてですが、私の休みのとれる、8月、正月はどんな気象でしょうか? (1997.3. Oさん)

A4 トレッキングの適期は、雨季(6月中旬−9月中旬)以外の時期とされます。

最悪は、6・7月です。雨季の間は眺望なく、ヒルが発生し、道はぬかるんで、快適とはいえません。地上交通も道路事情でストップすることもあります。

最適なのは、10・11月です。次に、3・4月で、標高の高い所は残雪があります。

ただし、以下の西ネパールのトレックは上記の間は雨季ではないので、夏も可能です。ララ、ジュムラ・トレック(経験者向)、ドルパ・トレック(健脚向)、ムスタン・トレック(健脚向)

また、
チベット・トレックは、4−10月がシーズンです。インドのラダックトレックは6-10月が適期です。

正月ですが、4000m〜5500mでは、日本の3000mの11月連休の頃の雪山程度で、通常のトレッキング・コースでは、アイゼン、ワカンもいりません。積雪期登山の経験のない方には、4000m以下のコースをお薦めします。

正月、ゴールデンウィークは、格安航空券を入手するのが難しくなります。

私が、3月上旬に、香港からドラゴン航空カトマンズ行きに乗った時は、3人くらいしか乗客はありませんでした。少しでもピーク時を避けることをお薦めします。

このページのA19も参照して下さい。
 

Q5 「1.ガイド、コック、ポーター等を雇って行く」のと、「2.ガイド1名と小屋泊り」のそれぞれの場合の、料金と長所・短所について知りたい。(1997.3. Yさん)

A5

1. ホームページに表示しました「料金」には、ネパール滞在中の、ほとんどすべての費用が、含まれ、お持ちになるのは、こずかい程度です。
その中の、トレッキング費用には、ガイド1名、コック1名、キッチン・ボーイ数名、ポーター数名のスタッフ経費とテント、食事、交通費、トレッキング許可証等も含まれております。

何日も山の中を歩くので、体力をつけるための食事は最も重要です。H.S.A.の食事は内容もよく、トレッカーの先回りをして用意しておいてくれるので、小屋でのように待たされることはありません。

4000m以上になると、思ったほど足も動かず、高山病の症状も出てきます。そんな時、荷物を持つ必要がなかったり、経験豊かなガイドがいると、色々サポートしてくれます。

道中、シェルパと行動を共にしていると、ネパール人の行動様式に色々な発見があったり、情報量がグッと増し、旅にふくらみが出ます。

また、アンナプルナ方面(ダンプス、ガンドラン他)には、治安の悪い所があります。何人かで歩いていると安心です。

2. H.S.A.で諸手続きをすべて頼み、ガイド1名を雇って、小屋泊りとする場合。

手軽に安く行きたい方におすすめです。
一般の料金は、1日$30(小屋、食事、ガイド)。
他に、諸費用(交通費、トレッキング許可証等)も必要ですが、コースによって、料金は異なります。
H.S.A.の手配では普通ポーターもついています。ポーター料金が加算されます。
小屋の食事ですが、あまり内容の良くないところがあります。また、予約はしないので、シーズン中は混みます。
ガイドもシーズン中は、いいガイドはすでに出払って、現地で見つけたガイドに途中で追加料金を請求される話も聞きます。
国内フライトもまた、あらかじめ予約していないと入手困難で、やむなくバスで行けるところへ目的地を変更することになります。

通常、ポーターのみの手配は、H.S.A.ではやっておりません。

Q6. ネパールで、ちょっとお世話になったりして、何かお返ししたい時のために、ネパールに持って行くおみやげとして、どんなものが喜ばれるでしょうか?(1997.3.Yさん)

A6 カトマンズを離れて、トレッキング中の地方の場合、写真をとってあげると、たいへん喜ばれます。自分の写真を一枚も持っていない人もたくさんいます。

でも、地方の場合、たいてい、もよりの郵便局がなく、日本で現像しても、その人の手元に送るのがやっかいです。

そこで、ポラロイド・カメラ(けっこう安価です)が効果的で、人気の的になること請け合いです。

ただ、そこに何人もいれば、われもわれもと、注文が殺到してたいへんですが…

Q7 シェルパというのは、姓としても使われるのでしょうか。民族名としてのシェルパというのはよく聞きますが……。(1997.3. Sさん)

A7 「シェルパ」というのは、種族名でもありますが、シェルパ族の苗字はすべて、「シェルパ」です。

また、「シェルパ」は、「ガイド」の意で使われるのを聞きますが、それはまず、1921年イギリスのエベレスト登山隊が、ダージリンでシェルパを雇ったのを最初として、1953年エドモンド・ヒラリーが、シェルパのテンジンと共にエベレスト登頂に成功しシェルパのガイド、テンジンが一躍有名になり、いつしか、シェルパ=ガイドとなってきたようで、現在、シェルパのトレッキング業界では、シェルパというのを、サーダー(ガイド長)をサポートする「アシスタント・ガイド」の意味で使ったりしています。

最近の辞典には、“sherpa”の語義として、第2義に「サミット―先進国首脳会議―の予備交渉を行う政府高官」とあり、「エベレストのサミットのアタックをサポートするシェルパ」の意をつかんだうまい表現だと思いました。

名前の方は、生まれた曜日によって決まります。曜日ごとにいくつかの名前の選択肢があり、通常、ラマ僧が決めるようです。同性同名もたくさんあります。

Q8 先日、日本航空の機内誌で、ヒマラヤのふもとはに世界でも類のない、ベンガル虎が観察できる自然保護区があると知りました。しかも、ゾウの背に乗って行くのだそうです。くわしい地名が書いていなかったのですが、御社ではネパールでのこういった動物観察サファリは取り扱っていらっしゃいませんでしょうか?(ゾウの背にはこだわっていません・・。) (1997.7 Kさん)

A8 ネパールのチトワン国立公園にベンガル・タイガーはいます。
HSAでは、
チトワン・サファリ2泊3日でカトマンズより、すべて込みで$200のツアー・サービスがあります。
チトワンには現在90頭いますが、一般に虎のテリトリーは、オスで60sq km、メス 16-17sq kmといわれ、それだけ、虎を見ることの確率がうすいというわけです。
しかし、よく出没するところをいつもチェックして虎の動向に詳しいスタッフが協力してくれるので、長くて5日もいればまず見ることができる、ということです。
もちろん象に乗ってのサファリもあります。
運よく、虎を見られればいいですね。
でも驚いて、象の背中から落ちないで下さい。虎の寿命は25年ほどですが、年をとると人食い虎になるものも多いといいます。
といっても、いたって安全なサファリですからご安心を!

Q9 ネパールに行った時、日本へ買って帰るおみやげとして、何かいいのはありますか?(1997.10. Yさん)

A9 ネパールのおみやげとして一般的にどこでも見られるのは、タンカ等の掛け軸、カーペット(座布団サイズもあります)、パシュミナ、手編みセーター、銀製品(ネックレス、指輪、ベンガル等、安いです)、インド等のミュージック・テープ、等いろいろあります。
おすすめは、コーヒー。たいへん安くおいしいです。購入場所はH.S.A.が紹介してくれます。
登山用品店では、中古品が安く、なんでもあります。
アンモナイトが売られています。めずらしい!と喜んで皆買っていきますが、「国内の文化等の遺産保護のため」の理由で、国外に出る時、空港で没収されます。これがまた作らずして永久になくならないで、店頭に並んでいるのですから、魔法の商品といえます。
カトマンズでのおみやげ店は、ターメル、インドラチョーク、ニューロードにたくさんあります。

Q10 ポカラから1泊2日のミニトレッキング(ノーダラ-ダンプス周辺)を行いたいと思っております。御社でアレンジしていただくことは可能なのでしょうか?もし可能な場合、一人当たりどのくらいの金額になるのでしょうか?(1997.11. Tさん)

A10 ポカラの旅行社でガイドを雇って、小屋泊り、というのが、一般的かつ格安かと存じます。
カトマンズからのガイド手配もしますが、ガイドの交通費、宿泊・食費等を考えると割高になります。
また、1泊をテントにし、コック、ポーター等をつける場合や、カトマンズ間の交通手段により、当然料金は変わります。
たとえば、サファリやラフティングとポカラのミニ・トレッキングを組み合わせ、1週間の旅程を組む、といった場合は、カトマンズからが、セットしやすいです。

Q11 申込についてなのですが、申込書等、文書での申込はないのでしょうか?メールでのやりとりは、今一歩、不安ですので。(1998.1 Yさん)

A11 インターネット上での契約も少しづつ定着してきたようですが、実際不安はあると思います。特に、代表で何人かの分を取りまとめてご契約される場合、責任をお感じになることでしょう。
例え支払いが現地到着後で失うものはなくても、実際に国内便等が手配されているか不安なものです。
先日私も友人に頼まれて、カナダにコンポスト・トイレの注文をメールでしました。空輸送料含めて$5600ほど前金で全額支払いましたが、不安はありました。実際注文したものが送られてきましたが、これに先立って一切の書面の送付はありませんでした。
現在、私もこの不安の解消のため、どうすればよいのか、苦慮しております。試行錯誤ですが、現時点で以下の方法を考えております。

一般に契約等の流れは以下のようになっています。
1. [旅行社]旅行条件説明(手配料金の見積り、日程表、契約の成立、申し込み法、等)
2. 「旅行者」申込+申込金・・・(通常、旅行社が申込金を受理した時に契約が成立します)
3. [旅行社]契約書面交付(契約内容、支払い法、請求書、等)
4. 「旅行者」旅行費用支払い(全額)
5. [旅行社]確定書面交付(最終日程表)
6. 「旅行者」ご出発

当方では:
お申込みのメールをいただきましたら、申込書を送付します。
ご契約日はご出発の14日前となっています。それまでのキャンセル料金は無料です。申込金はいただいておりませんので、キャンセルの可能性があるときは、出来るだけ直前にお申込み下さい。但し、シーズン中の国内便予約には最低10日の猶予を下さい。
また、お申込みがあれば、書類と共に、カトマンズH.S.A.の名刺をお送り致します。e-mailアドレスの記載もありますので、ご心配でしたら、直接カトマンズH.S.A.に英語でメールして、ご契約についての確認をご自分でお取り下さい。
カトマンズご到着日、契約内容を確認後、直接H.S.A.にUS$によるお支払い(全額)をお願いしております。お支払い場所は、ご希望の宿泊ホテルにおいても可能です。

H.S.A.自体の信頼性は、H.S.A.社長が事務総長を務めていますネパール・トレッキング代理店協会サイトでご確認できます。

ご利用者も色々で、大変不安に思われる方とそうでない方がおられます。
空港にお迎えするスタッフの名前やガイドの名前を確認される慎重な方もおられます。
一方、当方の立場から申しましても、お申込みがあって、手配はしたが、実際にカトマンズにご到着を確認するまでは、不安がないとは言いきれません。
要は、双方の信頼がベースになければ、申込みをすることも受けることもできません。
ご利用者に不安を与えず、H.S.A.が信頼できるものにしていくため、皆様のご協力・アドバイスをお願い致します。(この回答の改訂:2000.5.25)

Q12 ネパ−ルでは、チップをしはらう習慣は、あるのでしょうか?また、あるばあい、どのようなときに、どのくらいの金額をはらうべきなのでしょうか?(1998.2. Iさん、Hさん)

A12 

(2007.4 改訂)
◆一般のトレッキングの場合は、こちらをご覧下さい。

(2011.3 補足)
●そもそもチップは、お客様がご自身のお気持ちであげていただくものです。いつ、どこで、どれだけ、どのように与えるかは全くお客様のご自由です。あげたいと思われればあげていただき、やりたくなければやらなくて良いものです。
最初は、当サイトでも、ネパール等ではチップの習慣があるということで、チップは必要です、とのみお知らせしておりましたが、ほとんどすべての方から、標準的な金額をだいたいでもよいから教えてほしいというたびたびご要望がありました。ネパール等の経済的なレベルからどれほどが適当なのか、どのくらい希望されているのか、分からないし、またチップの習慣のない日本の方にしてみれば当然の反応とも思います。
ですが、1回1回その度に、1週間の場合、3人の場合、と各々のお客様に回答していくのは大変手間のいることで、そこでサイトに表にして金額を掲載しました。(このようにチップの金額を掲載するネパールのエージェントは見たことがありません。当方もご要望がなければ掲載しておりません。)
一方で、チップの金額を掲載する結果、何か追加料金のような印象を与えているようにも感じます。
チップはあくまでお客様のご意志にお任せしているものです。サービスに不服であれば不要、よくやってくれた是非あげたい、というお気持ちからあげて下さい。

与えるタイミングは、それぞれのスタッフと別れる前が適切かと思います。別れてしまえば二度と会うチャンスはないです。
たとえばエベレスト方面ですとルクラに到着した時点がよろしいかと思います。いつ別れるかご自分でお確かめ下さるのが一番確かです。念のため、なぜ最後かと申しますと、お客様なりの評価はサービスを受けてから、ということです。

なお、当サイト掲載チップの金額は社長のプルバと相談し、ヨーロッパの方から頂く金額も参考にしつつ、日本の方対象に決めたものです。
当サイトのように掲載はしていても、それにとらわれない金額を与えるお客様もおられるのも確かです。
 
◆登山の場合の金額はそれぞれのページを参照して下さい。(2012.3.19 追記)

 以下、本格登山でのチップとボーナスの考え方についての説明です。
   ◆チップとボーナスについて

ヒマラヤ登山史の初期においては、登路を切り開いていくのは隊員でした。シェルパはあくまでサポートであり、荷を運ぶのが仕事でした。
隊員たちはルートを見つけ、ロープを固定し、荷を運ぶシェルパの安全のために氷雪をピッケルでカッティングして道を作り、テント設営も自分でやり、水を作ったり食事の支度も自分たちでやりました。アタック時にシェルパと隊員が共に行動する場合は、二者は同等に仕事を分担しました。

ところが時代を経て、先鋭登山が一部のバリエーションに限られ、多くのメジャーな山が大衆化されていく過程で、エージェントが登山を手配するようになり、隊員はお客さんとなって、シェルパはルート工作、テント設営、食事の支度、荷揚げなどの仕事一切を担うことを求められるようになりました。(ここにおいて、「シェルパ」と「ガイド」は同義語になってきました。)

しかし、現在でも、隊員が自分のことは自分でするという基本は変わりません。
BC以上では、自分自身に必要なキャンプ食事用具を含め寝袋や個人装備、酸素等の荷物を運んだり、テント設営からテント内での仕事をするのも、本来は自分です。
それをガイドに頼むには、それなりの報酬が必要になります。
ガイドはお客様を安全に道案内するほかに、自身の荷や共同装備を運びながら、その上にお客様の荷を運んだり、お客様のテント設営や食事の支度をすることになります。

また、高所においては自分でやるべきことをできない場合が多々あります。
アイゼンをつけるのに1時間もかかったり、酸素の出具合の調節を自分でできなかったり、下山中に自分で歩けなくなったり、凍傷になったり、登攀中における様々なトラブルにおいて、ガイドは自身も危険の中にありながら、本来の仕事以外に多くのサービスが求められます。隊員が過去の磨きのかかった登山家に代わって、一般の登山者が顧客となることにより、本来個人的に自分で処理すべき仕事が、ガイドの負担となってきます。

そこで、ここに記載しましたようなチップとボーナスが、登山料金以外に必要になります。
昔の登山隊でも、こうした余分の仕事を頼む場合には、その都度シェルパと交渉してチップの値段を決めていました。
しかし、弊社では、ご利用のお客様から、だいたいでもよいから金額を予め知りたいというご希望がありますので、ここに記載しております。
本来はその場その場で交渉するものですが、この金額が必要なのに準備していなければ、例えば、サウスコルからエベレスト頂上まで酸素ボンベを運んでもらいたいと交渉しても持ち合わせがなければ、登頂できないことにもなりかねません。
よって予め知っておいて頂くためにもここに記載しております。過去の登山隊においてはこうした知識は常識で、代々隊員たちが後輩に伝えていたものですが、一般の登山者がエージェントに申し込むような弊社のお客様のためにこの説明欄を設けた次第です。

記載料金は目安です。その都度、実際に合わせた金額をガイドたちにもご相談下さい。

Q13 トレッキング中に必要な荷物ですが以前ツアーで行った時は大きなスポーツバッグをヤクに背負って運びました。個人トレッキングの場合はガイドさんに背負っていただくことになるのですか? それとも,ガイドとは他に荷を運んでくださるスタッフを雇うことになるのでしょうか。

又,その場合は荷はザックの様な背負い易いものの方がいいでしょうか ,もしくはスポーツバッグの様なものでもかまいませんか?

A13 お荷物はポーターが担ぎます。お荷物が極端に少ない場合はガイドの判断でポーターなしになることもあります。ポーターの料金は含まれております。荷の形状は何でもOKです。
こちらに記載があります。→ 
ご到着から帰国まで

Q14 日本からカトマンズに向かう乗り継ぎが何かしらのアクシデントで長時間フライト出来ないときなど,カトマンズに到着する日程がずれたとき,連絡方法はありますか? 又日程がずれ込んだ場合金額などに影響はありますか?

A14 TGご利用の場合、バンコクから電話またはメールで、カトマンズまたは日本のHSAにご連絡下さい。ご連絡のありましたご到着時間に基づき、直ちに国内便の時間変更をし、お迎えのほうも、ご連絡のありました時間に空港にてお待ちします。ご到着が遅れました時は、日程をずらして翌日ルクラへご出発となります。通常、トレッキング後のカトマンズ滞在日数を減少して調整をします。 ご出発後の料金に変更はありません。

Q15 高度障害などで,一人だけ少し下のロッジで待機し<一人で>もう一人だけピークを目指す為に行程は続行,,,というシチュエーションは可能ですか?

A15 4名様以上の場合はアシスタントガイドが付きますので、二手に分かれることが可能です。お2人の場合、体調の悪いメンバーが出た時は、ガイドの指示にお従い下さい。最初からガイドを2人付ける場合は、新たな見積りとなり、料金UPします。

Q16 休日に余裕があります。出来るだけ慎重に安全に,をモットーにすすみたいのですが,高度順応をもう一日欲しい,,,,,など,トレッキング中に日程の延長をする事は可能ですか? 又その場合の料金は?<支払方法も>

A16 トレッキング後に日数の余裕がある場合は延長可能です。各ケースで料金は異なります。具体的なケースごとにお答えいたします。

Q17 カラパタール方が日程的にタイトなので、契約時に行先をカラパタールの方で決定しておいて、あとからゴーキョの方にコース変更は可能でしょうか。

A17 ご出発後においても変更可能です。ナムチェで体調を見てからでも変更可能です。ガイドとご相談下さい。

Q18 Cho-Oyu に行きたいと考えています。そちらのHPでは参加資格に登山経験とありますが、どの程度のレベルが必要でしょうか?

A18 チョー・オユーとシシャパンマは8000m峰では最も技術的に優しいといわれますが、何といっても8000m以上ですので、冬山における経験が十分であることは言うまでもありません。大まかに、8000mまでの段階は以下のようです。

1. 日本の3000m級冬山の十分な経験と、基礎的な氷雪技術と岩登りの習得と訓練

2. ネパールでのトレッキングで、5000m級の体験

3. ヨーロッパアルプスその他の体験

4. ネパール、アイランドピーク登頂

5. アコンカグアやマッキンリー登頂

6. チョー・オユーやシシャパンマ

このような段階を踏まれるのが一番堅い方法ですが、1.が十分であって、技術体力があり、高度順応がスムースなひとなら、2.3.5.を飛ばして、アイランドピークから一気に8000mというのも可能でしょう。最低限、8000mの前には、アイランドピーク程度の6000m級を体験していることは、必要条件です。段階を踏めば、チョー・オユーとシシャパンマは、そう遠い夢の話ではありません。来年以降を設定して、それを目標に、この冬は十分なトレーニングをされることをお勧めします。

→ ネパール・ヒマラヤ登山の手引き

Q19 トレッキング・ピーク(Trekking Peaks)の33座(グループA、B)のうち、いずれかを登りたいと考えます。ガイドなしで登ることは可能でしょうか? 単独登山での許可申請は可能でしょうか? 
A19 トレッキング・ピークは、ネパール山岳協会が管理しており、許可証も発送します。
協会の登山規則を翻訳しましたので、詳細をご覧下さい。
登山許可証を受けたすべての登山者(登山隊)にはNMA登録ガイドが随行し、サーダーもしくはガイドはトレッキング行程の開始日から終了日までの全期間雇用されることになっています。
その他、ガイドの役割として、登山者が許可申請したルート以外を登攀しないかの確認や、所定の期限を過ぎても登山隊が留まる場合のネパール山岳協会への報告の義務があり、事故などがあった場合の警察への報告や、その解決のために全力を尽くすことの義務、適切な廃棄物処理を行ったかの確認の義務があります。
ガイドなどのスタッフを利用するが、BCまたはHCから単独登頂したい、などについてはご相談下さい。
 

提供: ヒマラヤン・シェルパ・アドベンチャー メール

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トレッキング・コースの特徴・見所